⑭オンライン、発見したこと。良い点、悪い点。

2020年05月28日

ご家庭でのご協力を得て、オンラインでのレッスンができています。⇒つづく

zoom,ライングループのビデオ通話、クラスにあった形を工夫しました

まず、みんなにとって新しい世界です。パソコンがどこにあり、だれが使えて、どのくらいの操作の知識があるかを1人1人確認する必要がありました。

ちょっと面白かったのは、子どもたちはすぐに普段の表情で受け答えをしていましたが、保護者の方々はまるで、履歴書の写真を撮るときのような表情になったことです。自分の顔が見えながら、人と話すと言うことが今までほとんどなかったですものね。😄話していくうちに、次第にほぐれていきました。なんでも経験ですね。

また、生徒さんたちは、イヤホンやマイクなしですと、いろいろなトラブルがあり、ご家庭でのお料理の音が、みんなに響いてしまったりしました。私は、最初にマイクを使っていたのですが、音源などの利用のため自分の仕事部屋で大声でレッスンすることに落ち着きました。

良い点としては、まず、学校の無いときに友達に会える、話しができることでした。これは大事でしたね。

そんな中で誰かが話しているとき、聞かなくてはいけないので、無駄口をせずにしっかり聞くことが要求され、しだいに聞く力がついてきました。私の方も、1人1人の発音のチェックがしっかりできました。中学生はラインなどでの宿題のチェックもできて、自分たちで操作をすることが当たり前のようになりました。

ちょっと気になる点は、小学生の場合、展開の早い迫力のあるレッスンがしにくく、集中力を保つための工夫や準備がかなり必要でした。いつもレッスンとは用意する物が異なり、画面で見えるようにしたり、動画をあいまにいれたりするための教材があらたに必要でした。

いずれにしろ、これはこれで大変有益な経験ができて、これから先も何らかの形で利用していくべきだと思いました。すべての人が気づいたと思います。会わないとなにもできない・・そういう考え方は変りました。