63 5年生で英語が”いやだ””苦手”になる

2023年03月05日
mpi の考える言語習得の段階                   
mpi の考える言語習得の段階                   

発達段階にたいして、言語習得は、上のグラフのようにmpiは考えます。

3年生は、文字学習期で、学校では2学期にローマ字を学習します。

幼児、小1,2くらいの、音声獲得期に十分な量の音にふれていない場合、2,3年生での文字学習が有効にすすみにくく、4年生以降の読み書き充実期での学習の負担感が大きくなります。

さいたま市のGSでは、文字学習期が充実しているとはいえません。

授業が、塾などで習っている子供たち中心に、進められている可能性も否めません。

5年生になって、”英語が苦手”、”いやだ”・・などと感じる児童が多くなっています。

もちろん、どの段階でも、頑張っていけば結果にはつながると思います!
でも、その負担は年齢が上がると、大きくなります。

言語習得には、少なくとも、2000時間が必要とされています。

さいたま市の9年間の授業時間が、750時間程度だとすると、高校在学中に英検2級程度に達するには、どれだけ足りないかは、理解できるとも思います。

早く始めて、結果を急ぐのではなく、早く始めて、発達段階にあった学習を、長く続けることがいいのではないでしょうか。